常に正しくいられなくたって大丈夫

みなさん、こんばんは(^^) スタッフのアリです☆

最近わたしはミステリーサスペンス映画ばっか観ています。「スリービルボード」めちゃオススメです!

さてさて、本日のハウスですが、日中は女性の利用者さんが多くお越しくださり、夕方からは常連さんもいらっしゃり、終始みんなでゆっくりとお話しすることができた1日でした。そんな今日、女性群だけでお話ししていた時に、「落ち込んだ自分を癒す方法って何?」「秘密にしてるけど好きなことって何?」といった話題になったのですが、みんなの答えが、「え、人に言えないようなこと(笑)」「え、わたしもそう(笑)」「わたしも〜」だったのが、印象深く残っています。と、いうか、めちゃおもしろかったです。中には、「これはホントはダメかもしれないけど…」「引かれてしまうかもしれないけど…」といった気持ちの中で話してくださったこともあり、より深くみなさんのことを知れた気がしてありがたかったです。「女性だから」ではなく、「何歳だから」でもなく、「自分だから」を基準にして持っている「自分ルール」のようなものをざっくばらんに語り合うことができて、とてもおもしろかったです。

自分が自分に戻るために&自分を保つために必要な秘密の領域って、隠しているだけで、誰でも持っていると思います。それは誰かから見たら笑われてしまうことかもしれないし、万人受けするようなことではないかもしれません(わたしの妄想の世界は絶対に誰にも見せられません!笑) だけど、わたしはそれってめちゃめちゃ大切なものだと思います。万人受けしなくて全然オッケーだと思います。もしかしたら、世間一般的には否定されてしまうこともあるかもしれませんが、まずは、自分の正直な気持ちを最優先にして、今の自分が必要としていることを一つ一つ自分にしてあげられたらいいなって思います。特に、ハウスにいらっしゃる方たちは、否定されたり、拒絶されたり、抑圧されたりして、いっぱい傷つきながら、つらい時間を生きてこられた方が多いので、今は特に自分の正直な気持ちを優先して、自分が求めているものを一つ一つ与えていってもらいたいなと思います。もちろん、ある程度は周りの人のことも配慮する必要はあると思うし、人として絶対に超えちゃいけないラインはありますが、けどその超えちゃいけないラインって常に正しくいなくちゃあっさりと超えてしまうようなものではないと思います。おなかのいちばん深いところでわかっていさえすれば、常に正しくいなくても全然大丈夫だと思います。

これはホントに個人的な話なのですが、わたしは前に海外で暮らしていたことがあるのですが、当時、摂食障害とうつの症状がつらくてつらくて、しんどすぎて、全然正しい自分でなんかいられませんでした。自分を保つために、周りに迷惑がかかるような行動もしたし、ダメだとわかっていても汚い言葉を使ったりもしました。「わたし何やってるんだろう」って惨めで虚しい気持ちをいっぱい感じながら過ごしていました。だけど、そういう風にして、正しくいられない自分を身を以て経験して以来、同じように正しくいられなかった他の人たちのことをゆるせるようになっていきました。その代表が母でした。母も世間体一筋でいなきゃ保てなかったんだろうなって、わたしの心に向き合う余裕はなかったんだろうなって、大変だったんだろうなって、自然にそう思えるようになりました(めちゃめちゃ時間はかかりましたが)

正しいことより人間の気持ちの方が大切なシチュエーションって結構多い気がします。そんなことを思い出させてもらえた日でした。自分に何かをしてあげるってプレッシャーに感じる時もあるかもしれませんが、「いつもの道ではなく、ちょっと景色が綺麗な道を通ってみる」とか、「いつもは買えない少し高めのスイーツを買ってみる」とか、小さなことを一つ一つ積み重ねていけば、鎖みたいに、ちゃんと自分が自分らしく生きられる場所へつながっていくと思います。みんなで一つ一つやっていきましょうね。

 

またみなさんとハウスでお会いできるのを楽しみにしていますね^ ^

今日はゆっくりお休みくださいね*

 

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