出会いと別れの季節、募る寂しさをどう消化するか。

今日は全体的にまったりムードで、趣味や恋愛、仕事など、さまざまな話題で楽しみました。

現在就職活動中の方がいて、仕事の話に。
わたしは今月で大学をやめるのですが、本来であれば彼のように就活をしている時期です。

今日話した方は、最初に入った会社を諸事情あって短期離職していて、それが理由で再就職がなかなか決まらないそうでした。
ハウスでいろんな方と話していると、もちろん正社員で働いている方も多いのですが、会社に属さずに働く方法を模索している方や、転職を繰り返しながら合う場所を探している方も多くいらっしゃいます。
結局のところ、入ってみないとそこがどんなところかなんて分からないんですよね。

どんな環境にも合う人や、どんな環境にも合わない人はいないから、その人がその人らしくいられる場所が見つかるといいなぁと思います。

そんな場所を探すうちに、きっと多くの出会いと別れを繰り返すはず。

夜は少人数だったのですが、ある方が「この時期は切ない気持ちになる」と感情を吐露してくださいました。
その方の職場は、繁忙期に短期で雇うアルバイトさんたちがいて、この時期は入ってきた人たちが辞めていく季節なんだとか。

単なる仕事仲間。特に仲が良くなるわけでもなく、個人的に連絡先をやり取りすることもありません。
「寂しがってもしょうがない」
その方は、こうおっしゃっていました。

でも、その別れをひとつひとつ寂しいと思えるのは、とても優しい心を持っているからだと思うのです。
ずっと同じ場にいると、来た人が去ってしまう場面には何回も遭遇します。
わたしはハウスのスタッフを始めて2年ほど(ココトモの活動自体はもう5年)になりますが、新しくやりたいことを見つけるなどして別の場所へ行った人をたくさん見送ってきました。
やりたいことを見つけてくれたこと、動くエネルギーを持てたことはすごく嬉しいし、応援したいです。
でもたまに、ふと顔が浮かぶんです。あの人元気にしてるかな、やりたいこと形にできるてるかな、と。

ハウスの場合は、そんな方が何年ぶりかに顔を出してくれることもあるので、それもまた楽しみのひとつなんですけどね。

「おかえりなさい」
そう言える日が来たらいいなぁ。

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