hspの方にとって、自分に向いてる仕事は悩みの種ではないでしょうか。繊細さや丁寧さを重視するhspには、現代社会に求められるスピード感や変化の波についていけない、という方も多いはず。
そんな中で、プログラマーやエンジニアがhspの適職だという声が聞こえてきました。産業カウンセラーでもあり、プログラミングも行う私が、hspの方には本当に向いているのか、解説しますね!
hspはプログラマー・エンジニアに向いている?その疑問にお答えします。
まずプログラマーやエンジニアという仕事自体が、適性が大きい仕事です。論理的な思考が可能であり、数学などが好きという方は向いている可能性があります。
プログラミング適性は様々なサイトでチェックできますので、まずプログラミング自体に適性があるのかを確認してみましょう。
プログラミング適性を備えていれば、細かいミスに気が付きやすく、黙々と作業することが得意なhspの方にとって、プログラマーやエンジニアは適職であるといえます。
その上で、向いているかどうかは、どういった環境でプログラマーやエンジニアをやるのかによっても大きく変わってきます。
では、どのような環境で仕事をした場合に向いてないのか、向いているのか、その点を解説していきますね。
向いていない職場
まずはhspの方に向いていない職場を解説します。
作業量が多い
一口にプログラマーやエンジニアといっても色々ありますが、まず忙してく作業量が多い職場は向いていないです。
大手の下請けになっていて、膨大な量の仕事が降ってくる、そんな職場でプログラマーやエンジニアをしても、潰れてしまう可能性が高いです。確認が可能な場合は、業務量はどのくらいなのかを必ず聞いておきましょう。
即戦力重視
人を育てていこう、という職場ではなく、ともかく即戦力が欲しい。という職場で働くのは避けた方が無難です。
hspの方には、わからないことを聞いたりと、コミュニケーションコストがかかる環境は向いていません。未経験からでもしっかりと育ててくれる職場が望ましいです。
ベンチャー
ベンチャーは自由度が高い代わりに、自分で考えてスピード感をもって動くことが求められます。また、マニュアルなどがしっかりと整備されておらず、何事も自分で決めていく必要があります。
丁寧さを大事にするhspの方にとっては、ベンチャーという環境で働くことは向いてないです。
向いている職場
続いて向いている職場を紹介します。
リモートワークできる
人間関係を気にしがちなhspにとって、リモートワークがオーケーな職場はかなり環境としていいといえます。
hspの方の中には、同じ空間に人がいるだけで緊張してしまう人もいます。リラックスして働くためには、リモートワークは必須とおいえるでしょう。
自社サービスを持っている
下請けなどではなく、自社サービスを開発している場合は、時間に追われることより機能を実装できるかといった研究的な要素が強いです。
環境としては自社サービスを扱っている会社の方がhspの方には向いています。
フリーランス
もっともお勧めしたいのは、フリーランスで働くことです。フリーランスのいいところは、仕事相手と仕事を選べることです。
フリーランスで働くことができれば、hspの方の苦手要素である、人間関係と時間に追われるという2点を自分で選ぶことができるのですね!
ただし、フリーランスとしてエンジニアで働くにはかなりの勉強時間が必要です。その点は注意が必要だといえるでしょう。
向いてるかどうかは職場に大きく左右される
プログラミングやエンジニアが適職かどうかは、まずhsp以前に、職業的な適性が必要です。
その上で、選んだ職場によってかなり左右されるというのが結論です。ただ、傾向としては会社をしっかり選べば、他の仕事よりもうまくストレスをコントロールしやすい部分もあるのではないかと感じています。
皆さんも、うまく自分と付き合い、快適に働けるといいですね!!