ココトモハウス常連さんインタビュー!本日は映画好きで博識、宴会奉行のヒデさんのインタビューです!
ジョジョ:こんにちは!ヒデさん。今日はよろしくお願いします。
ヒデさん:こちらこそ、よろしくお願いします。
ジョジョ:早速ですが、ヒデさんが初めてココトモハウスにきたのは、いつごろになりますか?
ヒデさん:2018年から、2017年ごろだったと思います。何を話したのかまで、はっきりと覚えてますね。スタッフはおざさんで、他の方がアイスを食べていて、アイスの話で盛り上がりました。
ジョジョ:おー。凄い。初めて来た日をそこまで覚えていてくれているのはとても嬉しいですね!ココトモハウスはどういうきっかけで見つけてくれたんですか?
ヒデさん:ココトモハウスは、東京 居場所というキーワードで検索して見つけたと思います。
ずっと居場所を探していた
ジョジョ:なるほど。それは何か自分の居場所がないような、そんな感覚を持っていたということでしょうか?
ヒデさん:そうですね。昔からですが、僕はずっと自分の居場所が出来たっていう感覚をもったことがなかった。仕事はしてましたけど、会社内はドライで、友達と呼べる人もいなくて、自分のことを話せる相手が身近にはいませんでした。
ジョジョ:なるほど。何気ないことでも、自分のことを話せる相手がいるって大事ですよね。
ただ、いまだったらネットで探せば色んなコミニティもでてくるし、人と話す場所を探すだけなら、そんなに難しくないと思うんですが、その中でココトモハウスという場所に来たいと思ってくれたのはなんでですか?
ヒデさん:それは確かにそうかもしれませんね。でもそういう場所って、いわゆる「リア充」が集まっているイメージがあるというか。
自分はそういった場所は苦手で。その点で、ココトモハウスは少し社会から外れた人達のための場所というか、敷居を低く感じました。
ジョジョ:リア充ね。もう少し突っ込んで聞いてもいいですか?ヒデさんにとって、リア充ってどんな人達なんでしょう?
ヒデさん:いわゆる一流企業だったり、一流大学をでてるような、王道をいっている人達ですね。周りからも凄いと思われるような。
自分は、社会の中でずっと評価されてこなかったっていう感覚があります。光のあたる場所じゃなくて、誰も気づいてくれないような場所にいたというか。
自分のことを見てもらえないって、さみしいじゃないですか。だから、同じような人が集まる、ココトモハウスっていう居場所に来たいと思ったんだと思います。
印象に残った日を聞いてみた!
ジョジョ:なんとなく分かる気がします。ココトモハウスに来る人達って、やっぱり世間の王道からは外れた人が多いですよね。平均や普通に入れない人達。
ヒデさんもそんな感覚を持っていたんですね。では、そんなヒデさんがココトモハウスで印象に残ってる出来事があれば教えてください。
ヒデさん:あります。今でも明確に覚えています。その日は、10代の子がお母さんと一緒に来てたんです。その子はひきこもりで、行く場所がなかった。
実は自分も似たような境遇で、フリースクールに通ってたことがあって。そのことを話したら、男の子が自分に興味をもってくれたみたいで、自分も嬉しくなって、色んなことを話しました。
その時、男の子に好きなことを聞いたら、パラパラ漫画を作ってると。それで、そのパラパラ漫画を見せて貰ったんです。男の子はとても嬉しそうに話してくれて。自分もその子の力になれたみたいで、本当に嬉しかったです。
ジョジョ:素晴らしい話をありがとうございます。人が好きなことを語ってくれて、楽しそうにしてくれたら、自分も嬉しいですよね。
それってきっと、その子が自分のことを話しても大丈夫、っていう安心を得られたからこそだと思います。そんな空間が自然にできたことって、ハウスっぽくていいなぁ。
ヒデさん:そうですね。自分は誰かの力になりたい。困っている人を助けたい。そんな気持ちを持っているので、自分が役にたてたことは、本当に嬉しいことだと思ってます。
誰かとつながっているということ
ジョジョ:いいですね。そんなヒデさんにとって、ココトモハウスはどんな場所ですか?
ヒデさん:何気ないことを話せる場所です。自分が好きなことだったり、映画の話。そんなちょっとしたことを話せることがとても嬉しいですね。
私は、自分のことを話せない生活を本当に何年も送ってました。家族や職場があっても、やっぱり孤独でした。
友達として、話ができる場所っていうのが大事なんだと思います。
ジョジョ:わかります。ココトモハウスのコンセプトの一つに「気が付けば友達」っていうワードがありますけど、やっぱり友達と話ができるっていうのは、とても大事ですよね。
ヒデさんの感じていた孤独は、今は変化はありましたか?
ヒデ:変わりましたね。今も孤独だと感じることはありますけど、誰かとつながっている、っていう感覚があります。ここにきて、みんなで話して、楽しく飲んで。それだけで生きていく力が湧いてきてるのを感じますね。
昔は自分は一人じゃないってやせ我慢をしていました。でも今は、自分をちゃんと受け止めてくれる人達がいるんだと感じられています。
ジョジョ:ありがとうございます。ヒデさんにそんな風に感じてもらえてるとは、とても嬉しいなぁ。これからもよろしくお願いします!
ヒデさん:こちらこそ、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!