今日はしとしと雨でさむーい1日でしたが、皆さん体調を崩してはおりませんか?
ハウスでは早くも暖房がスタート。少人数で深く向き合い、身も心もあたたかくなる時間を過ごせました。
はやい時間には、子どもの頃やっていたゲームや当時流行っていたものについて語り合っていました。
ある方は、ビックリマンチョコにすごくハマっていたのだそう。
裕福な家庭の子どもが箱買い(1箱30個入り)をするのに対し、その方は100円玉を握りしめて、3個のビックリマンチョコをコツコツ買っていたのだそうです。
わたしも子どもの頃、ポケモンのフィギュアにはまって、お小遣いを貰うたびに近所のスーパーへ走っていました。
今でも、当時買ったフィギュアは部屋に飾ってありますが、あの頃のようにひとつのことに一生懸命になる瞬間は減ったように思います。
子どもたちが好きなものを目の前にした時の、あの瞳の輝きようといったら。
あの輝きを、わたしはまだ持てているでしょうか。思い出に想いを馳せながら、そんなことを考えていました(*´`)
また、今日1番考え込んだのが、訪れた方からの「60歳の時には、どんな生活をしていると思う?」という質問。
60歳というと、今のわたしからすると約40年後になります。果てしないようだけれど、両親は共に50歳を超えていますし、そう考えるとそう遠い話でもないのかもしれません。
わたしは元々、野心や執着といったものはあまりない人間なので、そう贅沢な暮らしをしていたいとも思わないのですが……。
少しでいいから花や野菜を育てて、動物が傍に居て、週末には友達とおしゃべりして、たまに一人で読書に耽る1日があって。そんな日々を過ごせたら、幸せなんじゃないのかなぁ。
寂しがりな性格だから、きっと傍には(老若男女問わず)大切な人が居ると思います。大切な人を大切にできるように、立派な人間になりたいものです。
未来のことを考えるのは、ちょっぴり不安だけれど、やっぱりわくわくします。どんな時にも悩みや不安はあるものですが、あんなことしたい、こんなことやりたい、と幸せな姿を思い描く時には、今ある悩みが忘れられる気がするんですよね。
もちろん不安でたまらない時にはそんな余裕もないのでしょうけれど……、未来なんてどうなるか分からないのだから、少しくらいいい夢を見たっていいのではないでしょうか(*´`)
皆さんの「理想の未来」、良かったら聞かせてくださいね。
その未来にならなかったとしても、それはかっこ悪いことではないし、決して無駄なことでもありません。
今日、「今の大学生たちに話を聞いても、みんな食いっぱぐれないことだけを考えていて、やりたいことや夢がない」と話してくれた方がいました。
確かに、夢の持ちにくい世の中になっているのかもしれません。
けれど、ひょっとしたら「こんなこと言ったら笑われるかも」「言って叶えられなかったらダサい」なんて考えて、言えなくなってしまっている人もいるんじゃないでしょうか?
少なくともわたしは高校生の時にはそう思っていたし、今だってそういう話をする時には少しだけ不安になります。
でも、もし叶わなくても、全部が無くなるわけではないと思うんです。少しでも行動したらそれは経験値になるし、挫折した経験は、あなたを強く、優しくするはずです。
目指したものが叶えられなかった時。
誰かを傷つけてしまった時。
誰かから傷つけられた時。
愛する人と共に居られなかった時。
その心には、深い深い傷が刻まれてしまうでしょう。もしかしたら、その傷はずっと消えずに、随分と経ってからも、時々チクッと痛むかもしれません。
「目指さなければよかった」「最初から諦めればよかった」「何もしなければよかった」
と考えることもあるかもしれません。
こんな心の傷を負いながら生きていくのなら、いっそもう全て諦めてしまいたい。
そんなふうに思ってしまう人もいるでしょう。
でも、あなたの、傷ついたその心は、とんでもなく美しいものです。
どんな人でも、大なり小なり傷は持っているもの。いつも笑顔なあの人も、なんだか仲良くなれないあの人も、あなたを傷つけたあの人も、周りからは見えないけれど、きっと心に傷を持っていると思うのです。
だからといって、みんなと仲良くする必要はないし、苦しい思い出を無理に忘れたり許したりする必要はないけれど。
あなただけじゃないから、傷ついたあなたを愛おしく想う人は絶対にいるから、あなたの傷を癒そうとしてくれる人がきっといるから、それだけは、頭の片隅でいいので、忘れないでいてくれたら嬉しいです。
……と、今日過ごした時間があまりに濃くて、つい熱がこもってしまいました(;^ω^)
長々と失礼いたしました。ここまで読んで下さって、ありがとうございます(*´`)
これからも、どんなお話が聴けるのか楽しみです。
ぜひハウスでお話させてくださいね!