みんなで語る。私とうつ病の付き合い方~FRoots×ココトモハウス~レポート

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こんにちは、ジョジョです。本日は、先日行われた、みんなで語る。私とうつ病の付き合い方~FRoots×ココトモハウス~のレポートをお届けしたいと思います。

みんなで語る。私とうつ病の付き合い方~FRoots×ココトモハウス~とは?

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この会は、うつ病に関する知識を共有したり、また、うつ病の経験を語り合ったり、うつ病とどのように向き合っているかをシェアし、一人の力ではなく、みんなの力で、うつ病と向き合っていくことを考えるイベントです。

今回は、現在うつ病の治療中の方、またうつ病の経験者も含め、7名の方が参加をしてくれました。また、相談サービスを運営するFrootsさんより、ゲストとして島田さんが参加してくれました!

うつ病は特別な病気ではない!


簡単な自己紹介のあと、島田さんにうつ病に関する知識を説明してもらいました。うつ病について、一体どれくらいの人が経験するものなのか、また、どれくらいの人が治療をうけているのかなど、うつ病を数字から客観的に知ることができました。

ちなみに、うつ病を数字上でみると、

  • 生涯に約15人に1人がかかる
  • 100万人以上の人が治療をしている
  • 5人に3人は医療機関を受診していない

という結果になります。

100万人というと、総人口の約1%程度と少ないように感じるかもしれませんが、都市で言えば仙台市が100万人、海外でいえばドバイの人口が100万人程度。都市一つがまるごと埋まるほどの人口と考えると、かなり多いのではないかと思います。

Frootsさんより提供、うつ病の資料はこちら

ちなみに、個人的に興味を持って世界でみたうつ病のデータを調べてみたところ、世界では、約3億2200万人がうつ病にかかっているとのこと。日本の人口の約2.5倍もの人がうつ病になってるんですね~。

うつ病になったきっかけ、向き合い方とは

後半では、みなさんがうつ病になったきっかけや向き合い方について、シェアしました。うつ病と一口にいっても、そのきっかけや向き合い方は人それぞれだったのが印象的でしたね!

うつ病になったきっかけについては、

  • 仕事が原因(パワハラ、長時間労働)
  • 人間関係
  • 自分との付き合い方

などなど、様々なものがありました。しかし、一見すると原因がばらばらにみえて、共通していえるのは、自己否定の感情が強く沸き上がった時に、うつ病になってしまうのではないかということです。僕のまったくの素人意見なのですが、うつ病とは一種の防衛本能であり、これまで信じていた価値観が否定される、またはわからなくなる環境に置かれることで、自分を守ろうとするために起こる症状なんではないか、とそんなことを考えました。

また、うつ病との向き合い方もそれぞれで、興味深いものありました。

  • 本を読んで自分と向き合う
  • 通院し、治療する
  • カウンセリングを受ける

など、人によってうつ病との付き合い方もバラバラでした。特に、薬を処方通りに飲んでいるか、通院を続けたかなど、治療面での対応が印象的でした!

人に言える?言えない!?

また、今回は相談サービスのFRootsさんも参加してもらっているということで、うつ病になったことだったり、またはうつ病になる前の辛い自分を人に言えるか、言えないかもみんなで話してみました。
これは誰にでも共通することですが、やはり人に相談することへのハードルの高さがうかがえましたね。

人間だれしもがそうだと思うのですが、辛いことや自分の弱みを人にどう伝えればいいのかは難しいと思います。相談することで相手を暗い気持ちにしてしまうかもしれない、理解されないかもしれないなど、相談したい気持ちはあれど、相談することへの不安が大きいようです。

助けをもとめれば必ず助けてくれる人はいる!

そんな中で、印象に残ったのは、参加者のぽんの助さんが言っていた、「自分から助けてといえば、去っていく人もいるけど、助けてくれる人もいる。」ということ。

落ち込んでいたり、ネガティブな気持ちでいると、離れていってしまう人もいるかもしれませんが、そんな時に自分を助けてくれた人がいたという実体験を語ってくれました。もし、これを読んでいて、助けてほしい、でも怖いと感じている人がいたら、勇気をだして声を上げてみましょう!きっと助けてくれる方に出会えるはずです!

FRootsさんの紹介

また、今回ご協力をいただいたFRoots(フローツ)さんについて簡単に紹介しておきます。FRoots(フローツ)さんは、自分と同じ経験をした先輩が話を聞いてくれることをコンセプトにした相談サービスです。現在50名ほどの相談員の登録されており、Webアプリがリリースしております!

FRootsのアプリはこちら

自分と同じ経験をしたことがある人がいると、相談するハードルもさがると思うので、良かったら気軽に使ってみて下さい!

終わりに

少し長くなってしまいましたが、うつ病を考える会はかなり有意義な時間だったと思います。改めて自分の経験を話したり、感想をシェアすることで、新しい発見があったり、気持ちも軽くなる効果もありますね!

それでは、今日はこの辺で失礼いたします!!

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