あれもこれも頼まれて、自分の仕事もあるのに、もうわけがわからなくなりそう。一度にこんなに沢山出来ないよ・・。
仕事をしていて、いわゆる”マルチタスク”に苦しめられているhspは多いと思います。
でも大丈夫。実はhsp以外の方でも、マルチタスクが苦手という方は多くいます。そのため、マルチタスクを避けるための方法が多く研究されています。
今日はそんなマルチタスクの克服方法を産業カウンセラーの私が解説していきます。
マルチタスクが苦手なhspさんに克服方法教えます!
マルチタクスは誰もが苦手とするもの。しかし人より繊細な気質があり、多くのことがきになってしまうhspの方は、そうでない方よりもマルチタスクへの耐性がありません。
職場でマルチタスクに苦しみ、焦ってミスを連発、「ああ、やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込んでしまっている方も多いことでしょう。
マルチタスクはシングルタスクにする
マルチタスクの最も有効な解決方法は、マルチタスクをシングルタスクにする。ことです。
簡単にいえば、ABCと同時進行で起こっている仕事があれば、A→B→Cと順番にやっていこうよ、というこれだけです。
特にhss型hspの方は、瞬発力があるので、マルチタスクを分解できれば、仕事能率も大きく上がっていくと思います。
ただ、多くの人もそれはわかっているけど、それができない、という悩みを持っているはずです。そこで、複数ある仕事をいかに一つの仕事にするか、という点を解説していきます。
仕事を書き出してみよう
マルチタスクを一つずつこなしていくためにまず初めにやることは、それぞれを紙に書き出してみることです。
ただし、A、B、Cという仕事があったら、AをA1,A2という風に細かくわけていくのです。例えば、Aが資料コピーを取る、という仕事であった場合、
- コピー用紙を用意する
- 原稿をセットする
- ボタンを押す
というように仕事を細分化していきます。
優先順位を把握しよう
仕事を細分化したら、こんどは優先順位を付けていきます。それぞれの仕事は期限がいつまでになっているかを逆算し、何を一番初めに取り組むべきかを確認しましょう。
こうすることで、自分が何をすべきかということが明確になります。
マインドフルネス的思考をもとう
マインドフルネスとは、簡単にいえば、「今ここに」意識を集中させましょう。という心のコントロールです。
hspの方は特に、一つの物事を何通りにも考えてしまう傾向があると思います。そんな時にお勧めしたいのがマインドフルネス的な思考法です。
AもやってBもやって、合間にCをやって、ということを考えながら仕事をすると、業務だけでなく頭の中もいっぱいになってしまいます。
そうではなく、Aをやっている間はとにかくAのことを考えよう、といった思考でいけば、頭の中にも余裕を持つことができます。
マインドフルネスについては、沢山の著作や記事がでていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
[専門家が教える]話題のマインドフルネス瞑想のやり方と効果!瞑想が人生の質を高める
意識をすることで身についていきます
マルチタスクをシングルタスクにできれば、仕事の効率も上がり、ストレスからも解放されます。始めは難しいかもしれませんが、練習をしていけば身に着けることができますよ。
ぜひ記事の方法を実践してみてくださいね!