繊細さんのhspは少しでも自分が生きやすくなる方法を探している人も多いと思います。そんな方にお勧めしたいのが瞑想(マインドフルネス)です。瞑想は最近特にメンタルケアに有効だと注目されていますが、その効果や具体的なやり方を解説していきます。
周りに気を遣いすぎて、家に帰ったらぐったりしてしまうというhspさんは多いと思いますが、そんな時はぜひ瞑想に挑戦してみましょう。
hspに瞑想がお勧めな理由
hspさんに瞑想がお勧めな理由は、hspのその繊細すぎる特性にあります。hspはその繊細さゆえに、脳がとても疲れやすいのです。
瞑想には様々な効果があると言われていますが、一番はストレスを軽減する効果です。
今、科学の発展によって、瞑想の効果は科学的に証明されています。
サラ・ラザーは、瞑想によって、萎縮した海馬が回復することを証明しました。海馬の萎縮していた人に、瞑想を行ってもらったところ、海馬の神経細胞が増加していたのです。
「うつ病」の患者が瞑想をすることで、回復していく。その事実が、脳科学の観点からも明らかになり、瞑想は、医療の分野にも積極的に取り入れられるようになっていきました。
また、その他にも瞑想は集中力を高めるなど、様々な効果があることが証明されています。瞑想を生活に取り入れることで、hspさんの感じる疲れを軽減することに期待できます。
hspにお勧めの瞑想方法3選
一口に瞑想といっても本当に沢山の方法があります。そこで今回は、特に初心者でも取り組みやすく、また気が散りやすいhspさんでも簡単に取り組める瞑想方法をご案内します。
マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想は、スティーブ・ジョブズも行っていたといわれる、ポピュラーで簡単にできる瞑想の方法の一つです。具体的には、通常の瞑想のように椅子や床に座ります。呼吸がしっかりとできるよう、背筋が伸ばせる姿勢が好ましいです。そのまま、ゆっくりと呼吸をします。
マインドフルネス瞑想では、呼吸に意識を集中しつつ、起こってくる様々な考えをそのまま観察します。大事なことは考えを否定したり、肯定したりという評価をしないことです。慣れないうちは5分間から始めて、だんだんと時間を長くしていくといいでしょう。
サマタ瞑想
サマタ瞑想は、インド発祥の瞑想です。特徴は、一つの物事に集中することです。集中するものはなんでも結構です。お経を心の中でとなえたり、床の一点を見つめるなど、とにかく一つのものに集中します。
具体的な方法は、背筋を伸ばして無理のない姿勢で座ります。集中する対象を決め、集中します。ポピュラーなのは呼吸です。呼吸を10数え、もし数が途切れてしまったら、また1から数えなおすという方法です。本格的な瞑想まではちょっと、という方はぜひサマタ瞑想を試してみてください。
歩行瞑想
歩行瞑想は歩行しながら瞑想を行うという一風変わった瞑想方法です。ストレスの軽減には運動も効果が高いと言われており、歩行瞑想は運動不足の人にとってもお勧めの瞑想方法です。
歩行瞑想の方法は、歩きながら歩いている感覚に集中することです。足が地面から離れる感覚、地面に着く感覚やひざ、足首など、歩行に関わる全ての感覚に集中します。瞑想だけでなく、運動もしたい、という方にお勧めの瞑想方法です。
瞑想を助けてくれるアプリ3選
また、今は瞑想を助けてくれるアプリもあります。瞑想をしたいけど一人では難しいかも、というhspさんはぜひアプリを活用してください。
MEISOON 瞑想・マインドフルネス・ヨガ
MEISOONは、人の声で瞑想に導いてくれるアプリです。瞑想初心者や、瞑想で挫折してしまったという方にお勧めです。また、瞑想をした日の記録をできたりと、瞑想を楽しく続けていくための仕組みが整っているのも嬉しいですね。
リルック:マインドフルネス瞑想と睡眠導入アプリ
リルックは、睡眠専門医やヨガの専門家が監修した音声コンテンツや瞑想コンテンツで瞑想を体験できるアプリです。瞑想体験をしたことがないという人でもマインドフルネス瞑想に入れるガイド音声もついています。気軽にマインドフルネス瞑想を体験したいという人はぜひ試してみてください。
cocorus
cocorusは、マインドフルネスのプロたちが制作・監修する瞑想プログラムを提供しています。眠れない、感情のコントロールができないなど、様々な状況に合わせた瞑想プログラムを使うことができます。また、ASMRと呼ばれる生活音声を聞きながら心を落ち着けることもできます。
瞑想を活用して生きやすい毎日を過ごそう。
今日はhspさんに合わせた瞑想方法やアプリ、その効果を解説しました。瞑想を行うことで日々の疲れを癒すだけでなく、集中力アップなどの様々な効果があると言われています。なかなか心が落ち着かないなーという方はぜひ試してみてくださいね!