「考える力」ってどう養えばいいんだろうね

今日はなんと半年ぶり以上の方が2人も!
初めていらしてくださった方もいて、常連さんもいて、賑やかなハウスでした^^

印象的だったのは「考える力」についての話。
ある方が、職場に新しく入ってきた方との接し方に悩まれていて。
その新人さんは、キャリアはあるものの専門知識が不足していて、考えたらすぐ分かることまでひとつひとつ聞いてきてしんどい、というご相談でした。

前の資料を読んだらすぐに分かることや、以前から何度も教えていることに対して逐一聞かれてしまうと、教える側の仕事にも支障が出てしまいます。
「教えたい・育てたい」という気持ちの一方で、「これ以上仕事を遅らせるわけにはいかない」「自分だって必死なんだ」という気持ちも芽生えるでしょう。
時には「少しは自分で考えてくれよ!!」と感情的になってしまう場面もあるかもしれませんね。

自分で考えるというのは、勇気がいることです。
知識が足りなかったり、タイミングが合わなかったりすれば、失敗することだってあるでしょう。

失敗を過度に恐れてしまうと、次第に自分で行動しなくなり、考えなくなり……最終的には「指示を待つだけ」「言われたことをやるだけ」になってしまいます。
すると、職場の人との関係性もなかなかうまくいきませんし、信頼を積み重ねることも難しくなるはず。

失敗は怖いけれど、時には自分から「こんな方法はどうだろうか」と考えていくことも必要なのかもしれませんね。

一方で、分からないことをきちんと聞くことも必要です。
「こんな基本的なことを聞いてしまうのはダメだろうか」と相手に気を遣って自分の判断で動いてしまうと、後々重大なミスが発生してしまう可能性も。

聞いたことを忘れないようにメモしたり、自分の中で考えて応用をきかせたりすることはもちろん大切。
でも、「分からない」ことを恥ずかしがらないで、素直に聞けるようになりたいものですね。

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