ふとした時に、心が満たされない感覚を感じたことはないですか?何かが足りない、心の隙間を感じて、寂しい気持ちでいっぱいになってしまう時がありますよね。今日はそんな寂しさを感じる原因とその解消方法を解説します。
あなたの心の満たし方を見つけよう
寂しい気持ちになってしまうのには、様々な原因があります。一人で部屋にいる時だけでなく、家庭があったり、愛する人が隣にいても、私達はふとした時に寂しさを感じます。
そんな時は、自分の寂しさをじっと見つめ、寂しい気持ちと向き合ってみましょう。
寂しい気持ちになる原因6選
では、人は一体どんな時に寂しい気持ちになるのでしょうか。
1.大好きな人と別れた時
人は大好きな人と別れた時、とても寂しいと感じます。恋人と別れた時もそうですが、
友達や家族でも、それまで楽しく過ごしていたのに、いざ別れてしまうと、
また会えるとわかっていても、穴があいたように寂しさを感じてしまいます。
2.知らない場所に来た時
引っ越しや転勤など、それまで慣れ親しんだ土地を離れた時、人は寂しさを感じやすくなります。周りには誰も知っている人がおらず、話す人もいない。そんな状況では、家庭がある人でも寂しさを覚えてしまうことも珍しくありません。
3.失敗をしたとき
仕事でミスをしたり、人生で大きな失敗をした時、周りは誰も自分をわかってくれないんだと、強い孤独と寂しさを感じてしまうことがあります。自分の味方はどこにもいない、そんな気持ちになってしまいますよね。
4.出産後
これは女性特有のものですが、出産後に寂しさを感じる女性は意外と多いです。妊娠をしていた時は、周りからも自分を気にかけてもらえますが、出産後は赤ちゃんがいつも主役です。また自分のおなかからいなくなってしまった、という喪失感をもつ方も珍しくありません。
5.知り合いに恋人ができた時
自分の身近な人に恋人ができると、喜ばしい反面、どこかその人が遠くにいってしまような寂しさを感じることがあります。人は誰でも、身近な人にこそ自分を見てほしいと思うもの。同じような気持ちになった経験がある方も多いのではないでしょうか。
6.暇な時
人は時間があると、より強く寂しさを意識する傾向があります。それまで打ち込んでいた何かがなくなって、時間が出来た時、なんとなく寂しい、と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
7.好きではないパートナーと一緒にいる時
彼や夫、パートナーがいるのに、なんだか寂しい。そんな時は、自分が本当に相手を愛しているかを考えてみる必要があるかもしれません。優しいけど物足りないと感じていたり、セックスレスになっていたり、満たされない原因があるのに、目を背けていないか、自分に正直に考えてみるといいでしょう。
8.性格や病気のため
例えば、アダルトチルドレンだったり、不安障害など、自身の性格や病気のために、満たされない気持ちになりやすい性格の人もいます。幸せなはずなのに、なぜか寂しい。そんな時は自分特有の癖がでていないのかを考えてみるとよいでしょう。
今すぐできる!寂しさを解消する方法6選
それでは、寂しさを解消するためにはどうすればいいのか。寂しい気持ちで辛い。いつも孤独感を感じているという人のために、寂しい気持ちの解消し、心を満たす方法をまとめました。
1.話し相手を探す。
寂しさを解消するのに最も有効なのは、話し相手を探すことです。寂しさは、そこに人を感じられないことから生まれます。つまり、人と話してそこに人がいることを感じることが、最も簡単な解決方法です。
今では、アプリやSNSで話し相手を探すことも容易になっています。自分の寂しさにいつも振り回されているという方は、まず話相手を探してみるのがよいでしょう。
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2.依存先を増やす
対人関係の中で、相手に依存してしまう、という方は多いと思います。彼と少し連絡がとれないと不安で仕方ない。彼のためなら何でもしてしまう。生活が相手中心になり依存状態になると、相手がいないと寂しくて仕方なくなります。
そんなときにお勧めしたいのが依存先を増やすという方法です。趣味のサークルだったり、家族だったり、仕事だったり、自分が依存できる対象を複数持っていれば、もし一つがうまくいっていなくても、寂しさを和らげることができます。
3.寂しい気持ちを素直に伝える
寂しい気持ちを感じても、なかなか吐き出せないという方も多いと思います。しかし、寂しい気持ちを我慢すると、心の中でますますその気持ちはおっきくなっていくもの。
寂しい気持ちを感じた時は、誰かに「なんとなく寂しい」「一人でいたくない」など、自分の気持ちを外に出してみてください。思い切って打ち明けてみることで、受け止めてくれる方もいるはずです。
4.忙しくする
人は時間があると寂しさを感じやすくなります。特に恋人と別れたあと、それまで相手と過ごしていた時間にぽかんと穴があき、どうしようもなく寂しくなる時があります。そんな時は、考える時間もないくらい予定をいれてみるといいでしょう。
忙しくなることで、寂しさを感じる時間をなくすのも有効な解消方法です。
5.一人の時間を楽しむ
寂しいと感じた時は、誰かと一緒にいることが一番です。しかし現実的にはそれが難しい時もあります。そんな時は、寂しい気持ちをかみしめながら、一人の時間を楽しむのもいいでしょう。
独りでいることは寂しい反面、自由と気軽さがあります。食べ物を相手に合わせたり、気を遣って過ごす必要もありません。寂しい気持ちを無理にどうにかしようとせず、ゆっくりと過ごしてみると、心も落ち着いてくるものです。
6.本を読む
まっすぐに言葉と向き合い、寂しさを感じながら読書に没頭する。そんな行為も寂しさを和らげるには効果的です。本のなかでも、人がいることを感じるだけで、不思議と寂しさはうすれるもの。また、本の中には寂しい時に、寂しさを解消してくれる優しい本もあります。一人で寂しい夜は、とことん本と向き合ってみるのもいいかもしれません。
ないことを認める勇気が、寂しさを満たす
寂しいという気持ちは、そこにあるはずのものがなく、満たされていない時に感じます。例えば、愛する人を失った時、いつもならそこにいてくれるはずの誰かがいないことを、人は寂しいと思うのです。
あなたが寂しさを感じるのは、それだけ暖かいものがあった、という証拠です。そんな過去にすがりたい、追いかけたい気持ちは当然のことです。でもそれでは、寂しさはいつまでも心から消えないもの。
そして、寂しさを満たすためには、もうそこに自分の求めるものはないんだな、ということを心が認めなくてはいけません。寂しさを追いかけても、寂しい気持ちはましていくばかりです。
そんな時は勇気を出して、新しい何かを探していくことで、私達は寂しさを満たしていくことができます。