社会と繋がるを考えるオンライン座談会レポート

tunagaru

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こんにちは、ジョジョです。今日は先日行われた、社会と繋がるを考えるオンライン座談会のレポートをお届けいたします。ページの最後では、皆さんからいただいたアンケートも紹介させていただきますね!!

社会と繋がるを考えるオンライン座談会とは

「社会と繋がる」を考える座談会は、文字通り、社会と繋がることがどんなことかを考える座談会です。

皆さんは自分は社会と繋がっていると感じながら生きていますか?

皆さんにとって社会と繋がるとはどんなことですか?働くこと?それとも人と会うこと?家族をもつこと?

きっと一人一人違った答えをもっているはずです。この座談会では、社会と繋げる活動をしている団体さん、そして皆さんと一緒に、社会と繋がることを考えてみたいな、そんな気持ちで開催させていただいた会です!

4団体合同で開催

また、今回のイベントは、テーマに沿った活動をしている団体よりゲストをお招きし行いました。各団体さんの紹介はこちら!どれも素敵な活動なので、ぜひ覗いてみてください。

Umbre

障害、病気のある方の仕事・職場口コミサイト-アンブレ

Umbreからは武田さんに参加していただきました!Umbreは、障害者雇用に特化した情報サイトで、口コミや障害者雇用に役立つコラムを発信しています。なんと現在は9000件以上の口コミを掲載しています。また、選択肢を選ぶだけで、仕事で使える病気、障害に関するナビゲーションブックを作成できるサービス、「トリセツ」を最近リリースしました。

Umbreの公式ページはこちら

ePARA

epara

ePARAからは加藤さんに参加いただきました!ePARAhは、障がい者雇用の促進と支援を目的としたeスポーツ団体です。ゲームを通じて、障害者支援を行っているユニークな団体で、これまでもeスポーツ大会を開催したり、VR就職カフェを行ったり、楽しいイベントを多数開催してます。また、Any%CAFEというeスポーツを楽しめるカフェを7月にオープン予定となっています。

ePARAの紹介ページはこちら

COMOLY

COMLYからは、釼持さん、そして山田さんにご参加いただきました。COMOLYはひきこもり当事者を対象にした、在宅ワークを支援やコミニティを提供しているプラットフォームです。プログラミングや、データ入力、イラスト作成などの仕事があり、様々なスキルを身に着けることができます。また、メンバー同士で交流することもできます。

COMOLYの公式ページはこちら

想像を超えて盛り上がったパネルディスカッション

当日は各団体の紹介の後、皆様から寄せられた質問へゲストが回答をしていくパネルディスカッションを行いました。そしてこのパネルディスカッションがかなり盛り上がりました。ゲストの方からの熱い解答に、私も思わず熱くなりました!

当日寄せられた質問と回答を覚えている範囲で書きたいと思います。

天涯孤独です。自分がもし突然死したら、見つけてくれる人が欲しいです。友人・行政問わず。どのように探したら良いか分からず悩んでます。

  • 成年後見人制度がある。使えるのは認知機能などに問題がでた場合ですが、事前に指名しておくこともできるのでぜひ試して欲しい
  • シェアハウスなど、つながりがもてる社会資源を使ってみるといい

20代でも仕事中でもない人が相談できるところはありますか。

  • 行政の窓口で相手にされないこともある。NPOなどを使い、、さらに別の人に動いてもらうなども考えてみる。
  • ePARAさんやCOMOLYさんなど、公的機関以外のリソースも使ってみて欲しい。
  • 助けてという声をあげていってほしい。

自分自身の人格や性格の未熟さに困っています。あと多分頭がよくないので努力が人一倍必要になるため色々大変です

  • 自分が悪いのではなく、環境が悪いという可能性もあります。
  • 努力をするというのは大変。何か好きなことをベースに頑張っていく糸口を掴めたら

ゲームしかできなくてもなんとかなりますか?

  • ゲームをきっかけにして、イラストを描いたり、記事作成などのスキルアップを図る。
  • とにかく今ある好きなことを大事にする。

などなど。とにかくその人の悩みのために、その場にいた全員が悩みを解決しようと話し合っていた姿がとても印象的でした。(この他にも、沢山の質問、またコメントをいただきました)

アンケート紹介

また、当日はパネルディスカッションが盛り上がってアンケート紹介ができなかったので、いただいたアンケートの一部を紹介したいと思います!

社会と繋がれていないと感じたのはどんな時?への解答

働いているときも働いていないときも、誰とも心の繋がりを感じられなかった時。

専業主婦という名のひきこもりだった当時、孤独で相談できる人もいない中、必死に転職情報をネットで検索する日々でした

自分は働けていないので働けている人と接するとき。メンタルの病気を持っているのでそれを明かさないまま仕事や趣味のサークル等に行ったときに疎外感を感じます。

社会と繋がるために支援を受けられるとしたら、どういった支援を受けたいと思いますか?

自分に合わせた選択肢を一緒に考えてくれる。選択肢を与えてくれる

福祉・医療の制度をまとめて説明を受けれて、その先の自分の道筋を一緒に考えてくれる支援を受けてみたいです。

日々悩みなど、通常家族にするような話を聞いてくれるサービスがあればいいと思います。

社会と繋がっているという感覚を持つために、必要だと思うことを教えてください。

自分を知る、必要な選択肢に出会う、ロールモデルに出会う。

心の繋がりだと思います。それがあれば、ひとは健全な成長ができる気がしてなりません。

誰か・どこかのためになれたという経験

この他にも沢山の素敵な回答をいただきました。アンケートはこちらにて公開しております。皆様ぜひ覗いてみてください。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Jmm0cPq37YZWMiLbw0IcWzbVlzekDSBjIw2XfPwgwtM/edit?usp=sharing

考察

アンケート結果から感じることは、まず具体的な解決策よりも、安心や安全、共感を持って欲しいという声があること。社会と繋がれていないと感じている人にとって、必要なことは具体策よりもまず自分に寄り添ってくれる存在なのかもしれない。

また、必要な社会資源として、誰かの役に立ちたい、という方がいたことに少し驚きました。支援を受けるというより、きちんと社会の中で役割を果たしたい。そんな前向きな気持ちを感じられたのは嬉しかったです。

会を終えて

今回は、ココトモハウスとしては始めて、他団体をお招きしイベントを開催しました。しがないボランティア団体である私達の活動に参加してくれた団体の皆さんには本当に感謝です。

そして、この会に参加してくれた人、興味を持ってくれた人、アンケートに回答してくれた方々も本当にありがとうございました。

この会を通じて、私はつながりをもっていくことの大切さを改めて認識すると共に、少しでも自分達の活動が誰かの役にたてたらということを改めて感じました。

皆さん本当にありがとうございました。

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